(1)キャプティブとは
・キャプティブとは、企業・企業グループがその子会社として設立する、自社および自社グループのリスクのみを引き受ける再保険会社です。 ・設立可能である海外の軽課税国に設立され、多くはペーパーカンパニーの形態をとります。 ・主な設立地は、英領バミューダ、カリブ海地域、シンガポール、ハワイ、ミクロネシア等です。 ・日本企業では海運会社、大手メーカー、総合商社等の約70社がキャプティブを保有しています。(2)設立目的とメリット
主に以下4点が挙げられます。 ○キャッシュフローの強化 →元受保険会社に支払った保険料と、元受保険会社がキャプティブに支払う再保険料の差額を 収益とすることで、キャッシュがたまります。 ○保険化が難しいリスクへの対応 →特殊リスク等、通常の手法では欲しい内容の保険カバーを手配できないため、自前のキャプ ティブを設立することにより、企業と保険会社がリスクを分け合い、保険化が困難であった リスクをカバーすることができる場合があります。 ○再保険マーケットへのアクセス →キャプティブも改めて再保険を手配するため、国際的な再保険マーケットにおける情報を 入手することができます。 ○リスクマネジメント機能の強化 →キャプティブにおいて、自社グループのリスク管理を一元化することができます。 日系企業における主な設立目的となっています。(3)全体像

